【2023年版】中高生におすすめ!教養を身につける小説7選!!

こんにちは、ぼんごれびあんこです!

子どもが小説を読み始めると、新しい世界が広がります。しかし、子供が読む本の中には、教養を身に着けることができる本もあれば、ただのエンターテインメントに終始するものもあります。

 

子どもには、教養を身に着けることが重要です。そのためには、読書を通じて様々な知識や考え方を学ぶことが必要です。そこで、今回は、小説を通じて教養を身に着けることができるおすすめの本を紹介します!!

 

教養を身につけることができるのかを解説していきます。また、興味を引くエピソードや問いかけを交えながら、子どもたちにとっても楽しめる内容となっています。

さあ、一緒に子どもたちが教養を身につける旅に出かけましょう!

 

僕は僕の書いた小説を知らない(幻冬舎

『僕は僕の書いた小説を知らない』は、喜名友 トト自身の体験から生まれた小説で、主人公である小説家の「」が書いた小説を忘れてしまうという奇妙な設定が特徴です。

物語の途中で、主人公が自分の書いた小説がベストセラーになっていることを知り、内面的な葛藤を抱えるようになります。

この作品は、心理描写が詳細に描かれており、主人公の葛藤や疑問に共感する読者も多いと思います。また、ストーリーの展開にも驚い気があり、最後まで皆さんを引き込むことができると思います。

一方で、真相ついては結末に至るまで、読者は主人公とともに謎を解き明かし、真相にたどり着くことを楽しむことができることがこの小説の魅力の一つとなっています。

 

ホームレス中学生幻冬舎文庫

 

あのお笑い芸人、麒麟の川島さんじゃない方田村裕さんによって書かれた本で、社会問題であるホームレスというテーマに注目し、中学生という若い年齢でそれを体験する主人公の姿を通じて、現代社会の問題を浮き彫りにしています。

読みやすく深い感動を呼び起こすストーリーは、結末まで読み手を引き込み、幅広い読者層から支持を集めています。

また、この作品は、家族との不和から家を飛び出し、路上で生活する中学生・修一の姿を描いた感動作品です。物語は、修一が出会った人々との交流を通じて、成長していく姿が描かれています。

特に、修一が出会ったホームレスの老人との関係性は深く、感動的なエピソードが多数あります。

 

星のかけら(新潮社文庫)

 

星のかけら』は、「ビタミンF」や「十字架」といった数々の作品で直木賞などの受賞歴がある重松清の作品で、母親を亡くした少女・美羽の成長を描いた感動作品。

美羽が手に入れた「星のかけら」という不思議な力を巡って、周りの人々との関係性や、自分自身との向き合い方が描かれている。

試練や複雑な展開が読者を引き込み、美羽が手にする「星のかけら」という不思議な力によって心を揺さぶられる。少女の成長に、心温まる涙を流したい読者におすすめの一冊。

 

あと少し、もう少し(新潮社文庫)

 

 

もう少し、あと少し」は瀬尾まいこ中学校教諭の傍ら執筆活動を行っていたもので、仕事に疲れ果て、自分自身に向き合えなくなっていた主人公・大樹が、偶然出会った謎めいた女性・美月との出会いをきっかけに、自分自身と向き合いながら、自分が本当に望むこのを見つけていく物語です。

また、美月が持つ不思議な力と、美しい風景描写が読者を引き込み、物語のラストで明かされる大きな秘密にも注目です。

 

15歳のテロリスト(メディアワークス文庫)

 

15歳のテロリスト』は11歳のころに書いた原稿用紙20枚程度のファンタジー小説が初めての物語だった,松村涼哉さんの作品です。

この作品は、自分が生まれた国を愛するがあまり、テロリストになってしまった主人公・祐介の悲劇を描いた物語です。祐介の成長過程や、彼がテロリストになるまでの過程が丁寧に描かれ、読者も祐介の心の葛藤に共感することができます。

一方で祐介が仲間たちとともに計画するテロ事件の様子もリアルに描かれており、強烈なインパクトがあり、緊迫感のある展開が印象的でした。社会問題として取り上げられることの多いテロリズムをテーマにした作品で、読者に深い思考を促すと思いました。

 

私が大好きな小説家を殺すまで(メディアワークス文庫

この作品は,斜線堂有紀先生の作品、主人公である高校生の少女が大好きな小説家を殺害するまでの心理状態が描かれており、彼女は何度も小説家に書いた手紙を無視され、そのうちの一つには自分の過去のトラウマが隠されていました。

彼女は次第に怒りと憎悪に支配され、復讐のために小説家を殺すことを決意します。

さらに、彼女は小説家の日常を調べ上げ、慎重に計画を練っていきます。しかし、彼女の過去や人々の影響もあり、彼女の心情は揺れ動きます。

嘘吹きネットワーク

 

嘘吹きネットワーク』は言葉屋』で第5回朝日学生新聞社児童文学賞などを受賞した久米絵美里先生の作品で、主人公が嘘をつき、嘘をつくことによって得たものと失ったものが描かれています。

主人公は「嘘をつくことが成功の鍵」と信じ、そのためにはどんな手段を使ってでもうそをつきます。しかし、次第に嘘が彼女の生活を破壊することになり、彼女は自分自身と向き合うことになります。

一方で、嘘をつくことによって成り上がっていく主人公の姿が描かれていきます。彼女は偽りの情報を流し、仕事で成功を収めていきます。

しかし、彼女がついたウソがばれ、信頼を失った彼女は失踪することになります。

この小説は、現代社会における嘘と情報操作の問題を扱った作品です。これを読むと彼女の行為に嫌悪感を覚えるでしょう。しかし、彼女がどのようにして自己破滅に向けっていくのか、また、彼女が自分自身と向き合い、新たな生き方を模索する過程が描かれることに興味を持つと思います。本作は現代社会の闇に光を当てた作品であり、一度読み進めると最後まで手放せないこと間違いありません。私もそうでしたww

 

最後に

「子供には本を読ませよ、本は人生の友達である」という言葉があります。小説には物語の面白さだけではなく、人生の教訓や知識、感性を育む力があります。子供が本を読むことは、彼らが将来自分自身や社会に貢献するために必要不可欠な教養を身に着けることにつながります。是非、子供たちには読書の習慣を身につけさせ、豊かな人生を歩んでほしいものです。

今回私が書いたこのブログがその手助けになればと思っております。